私の妊活日記 vol.2

30代の妊活
スポンサーリンク
スポンサーリンク

39歳での妊活に再挑戦した訳とは…

29歳で精神的に参っていた妊活に再度本気で向き合ったのは、39歳を目前にした38歳の終わり頃。

年が明けてすぐに、母の死という今までの人生で一番悲しく寂しい出来事があった。

私は、そこから人の命というものを深く考えるようになった。

祖母がいたから母がいて、母が生きていたから私がいる。

祖先は祖母の前にも、その前にももちろんいて、ずっと昔から命のリレーは私まで繋がってきた。

私はBabyが欲しいと思っていた結婚当初から、一度妊活の挫折を味わい、頑張ることが出来なかった。

母からも、「赤ちゃんはまだなの?」「遊んでばかりいないでそろそろ…」と言われることもあり

私は一度母に「なかなか出来ないんだよね~」と相談したことがあるが、

そのとき母は、「お母さんは欲しいと思ったらすぐできたけどね~」と軽く言ってきた。

母と友達のように仲の良い娘もいると思うが、私はそのタイプではなかった。

その後は病院に通っていることや赤ちゃんが欲しいと思ってることも何も相談することが出来なかった。

赤ちゃんが欲しいという自分の気持ちにも蓋をして、

旦那さんとも「夫婦二人でも幸せならいいもんね~」と言い合いながら、日々を過ごしていた。

今思えば、これは強がっていて、自分たちで言い聞かせてたのかもしれない。

いつしか母も私の赤ちゃんの事は口にせず、特に追及もしてこなかった。

今思えば、これは母の愛情だったのかもしれないが、当時の私は、「思ってるくせに」と卑屈だった。

そんな中…突然の母の死。

毎日泣いて、わめいて、何をするにも手が付かない。

仕事してても、考えるのは母の事ばかり。

突然嗚咽が出るくらい号泣し、泣き止むのにも時間が要した。

本当に毎日辛い日々を過ごした。

母ともう喋ることは出来ない。

どんなに頑張っても母はもうこの世にいない。

…もっと話してくれば良かった。

…もっと色々なこと相談してくれば良かった。

…もっとたくさん色々なところに一緒に行きたかった。

たくさんの後悔とともに、後悔をしても母はもういないことを痛烈に実感し

何とも言えない空虚な生活を過ごしていた。

夫には毎日支えられ励まさされ、泣いている私を優しく包み込んでくれて、

あの時のことを考えると、本当に感謝しかない。

今でもこの時のことを思い出すと泣けてくる。

この時期、私たち夫婦の中で、家族・命・子供…など様々なことについて語り合った。

私は、もう後悔したくない!という気持ちと、

母からもらったこの命の灯を後世に繋げたい!という気持ちがさらに強くなり、

夫婦で話し合い、39歳での再度の妊活をスタートすることを決心した。

ここからまた夫婦二人三脚で乗り越えないといけないプロセスが始まる!

ただ、29歳のころと違うことがある。

・人生一度きり!

・今出来る事を精一杯やること!

・後悔しないためにやりたいことはやり抜くこと!

母の死を経験したことで、心はボロボロになったが、その分強くなった気がする。

夫と出会い2人家族になり、今から3人になるために…

これから「39歳!30代ラストイヤーでの妊活に再挑戦する!」と強く心に決めた。

~次回へ続く~

コメント

タイトルとURLをコピーしました